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照明工事
【2027問題】蛍光灯の製造禁止に!?LEDへの交換はお早めに
照明工事
2024.04.19
2023年に行われた【水銀に関する水俣条約】で2027年末までに蛍光灯の製造と輸出入を禁止することが決定しました。
これによって今お使いの蛍光灯が今後入手しづらくなり、いづれは交換が必要となってきます。
今回はLED照明へ交換を考えている方に向けて、お早めに交換を検討した方が良い理由を分かりやすく解説します。
①蛍光灯ランプの生産終了
日本で製造しているメーカーが以前から一部蛍光灯ランプの生産終了のお知らせがありましたが、
今回の締約国会議の決定によりすべての一般照明用蛍光灯の生産終了が見込まれます。
メーカー | 製品 | 生産・販売終了時期 |
---|---|---|
三菱電機 | 蛍光灯 | 2020年3月末 |
パナソニック | 直管蛍光灯 | 2024年12末 |
東芝ライテック | 直管蛍光灯 | 2024年12月在庫限り |
②LED照明の価格高騰
連日ニュースで円安・ドル高の報道がされています。
LED照明・照明器具を作るための材料(鋼材・樹脂・プラスチック)は輸入品で大半を占めており現状、原材料価格の高騰により値上げが始まっております。
円安がこのまま続くと2027年頃には今以上の価格になっている可能性が非常に高い状況です。
③受注過多による工期の遅れ
こんな経験はありませんか?夏にエアコンの調子が悪くなり修理を頼んだが依頼が多く数週間待ちが当たり前、やっと工事ができたが繁忙期もあって工事費用が高かった。
LED照明も同じで2027年に近くなればなるほど希望のタイミングでの施工が出来ない可能性があります。そうなる前にお早めに施工業者の選定をおすすめいたします。
まとめ
蛍光灯からLED照明への移行を検討される方は、早めの対応をお勧めします。価格の変動や施工の遅れに対するリスクを最小限に抑えるために、準備を進めておくことが賢明です。
フリークスでは、現地調査を無料で行っております。照明に関して分からないこと、疑問に思うことがありましたら、お気軽にご連絡くださいませ