【電気事故】電気配線の事故例

2024.08.20
【電気事故】電気配線の事故例

先日、お客様から連絡があり電気の線から火花が出で焦げ臭くなったと連絡をいただき、
直ぐに該当エリアのブレーカーを落としてもらい現場に向かいました。
現場に到着し配線を見ると、

電気の線がカッターで切られたような状態となっており、焦げた痕跡も見受けられました。。。
よくよく話を聞きますと、数日前に席替えのため自分たちでデスクを動かしており、
その時に電気の線をデスクに引っかけたそうです。
引っかけた時点では何ともなかったのですが、写真のように絶縁の役目を持っている被覆が剥け、中の銅線まで傷がついてしまい、絶縁の性能が低下してしまい【トラッキング現象】が起きてしまったと考えられます。

現地で状況を見た時は心臓が止まるかと思いました。。。
もう少しで火災につながる可能性があったからです。
担当者の方とスタッフ数名に今回の危険な状況を説明し、復旧工事を行いました。

異臭・異変を感じた際は、電気の使用を止め専門業者・ビル管理会社に連絡をお願いいたします。

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